「DXアドバイザー」を知っているのは約6割
一般社団法人中小企業個人情報セキュリティー推進協会(SP2)は2024年1月25日、「DXアドバイザーに関する意識調査」の結果を公開した。
同調査は、2024年1月5日~同年1月9日に、DX推進を行っている中小企業(従業員数300名未満)の経営者・役員を対象として実施され、110名から回答を得た。
「DXアドバイザー」という肩書きを知っているかと質問したところ、最多となったのは42.7%の「知らない」だった。次いで30.9%の「聞いたことがある」、26.4%の「知っている」と続き、「DXアドバイザー」という肩書きを認知しているのは約6割という結果となった。
「DXアドバイザー」という肩書きをもつ人物のイメージを尋ねると、46.4%の「DX戦略を立案でき、経営や組織改革を成功に導いてくれる人材」、42.7%の「デジタル技術やマーケティングに詳しい」、40.0%の「デジタル活用業務改善に詳しく、DX推進他者・他社と連携できる知識を持つ人材」が上位を占めた。
約6割が「DXアドバイザー」に相談したい
「DX推進におけるお悩みを気軽に相談できる「DXアドバイザー」という肩書きを持った人材がいれば、相談をしてみたいと思いますか」という質問には、48.2%が「ややそう思う」、9.1%が「非常にそう思う」と回答し、約6割が相談したいと考えていることが分かった。
「非常にそう思う」「ややそう思う」と回答した人に、具体的な内容を聞くと、61.9%の「自社の課題整理と解決方法」が最多、2位は55.6%の「既存のシステムの統合、刷新」、3位が42.9%の「セキュリティや法令遵守のための社内整備」だった。
SP2は、今回の調査で社内の現状課題が明らかとなり、その解決方法を提言していける人材が不足していることが分かったとコメントしている。
(画像はプレスリリースより)
▼外部リンク
一般社団法人中小企業個人情報セキュリティー推進協会のプレスリリース(PRTIMES)
https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000013.000088293.html