約6割の企業が内製化を実行
株式会社メンバーズの社内カンパニーであるメンバーズデータアドベンチャーカンパニーは2024年3月13日、データ活用に関する調査の結果を公開した。同調査はDX・データ分析業務に携わる就業者を対象に2023年10月17日に実施され、326名から回答を得た。
勤務先の外部委託の利用度合いを聞くと、12.4％が「ほとんど内製化している」、44.4％が「ある程度内製化している」と答え、約6割の企業が内製化していることが判明した。
「ある程度外部委託している」と答えたのは18.4％、「ほとんど外部委託している」と答えたのは1.6％で、外部委託を選択しているのは全体の約2割となった。
内製化が進まない原因はデータ活用人材の不足
「ほとんど内製化している」と回答した企業以外に、データ活用の内製化が進まない理由を尋ねたところ、最も多かったのは129人の「データ活用人材が育成できない」だった。
次いで、86人の「データ活用人材が採用できない」、71人の「データ活用に人員を割くことができない」と続き、内製化推進のハードルが人材不足であることが浮き彫りとなった。
内製化を増やす意向の企業が多数
今後内製化もしくは外部委託の割合を増やす考えがあるかを聞くと、47.2％が「割合は変えない」、32.8％が「内製化を増やす」、20.0％が「外部委託を増やす」と答えた。
また、内製化が進んでいる企業では今後も内製化を増やす意向が強いことが分かった。ほとんど外部委託をしている企業では、企業の方針によって内製化を増やす企業と外部委託を増やす企業に分かれるが、内製化を増やす意向の企業が多数を占めた。
出典元：株式会社メンバーズ メンバーズデータアドベンチャーカンパニー
（画像はプレスリリースより）
▼外部リンク
株式会社メンバーズ メンバーズデータアドベンチャーカンパニーのプレスリリース
https://www.dataadventure.co.jp/post-489/
