「FitGap」リリースの背景は進まないDX化
株式会社PIGNUSは2023年12月13日、BtoBサービス診断「FitGap」をリリースしたと発表した。同社が「FitGap」をリリースした背景として、進まないDX化がある。
年々DXの重要性が高まっており、国全体が力を入れている。企業もクラウドテクノロジーやビッグデータ分析を活用して業務プロセスの最適化を推し進めている。
それにもかかわらず、2023年に総務省が発表したDXに取り組んでいる企業は半数を下回る48.8%という結果だった。地方やレガシー産業では特に導入が遅れており、世界的に見てもDX化は進んでいない。
約7割の企業がSaaS選びに失敗している
デジタル化推進における課題(国別)調査では、41.7%の「人材不足」、30.7%の「デジタル技術の知識・リテラシー不足」が大きな問題であることが明らかとなっている。
SaaS(Software as a Service)の導入はDX推進の手段の一つである。しかし、SaaS選定には専門知識が必要だ。その専門知識は地方や非IT業界へは流れず、一部の有識者の間に留まっていることで情報の非対称性が生じている。
その結果、人間とテクノロジーの間に生まれたギャップにより「約7割の企業がSaaS選びに失敗している」状況を引き起こした。同社は、SaaS導入失敗を削減することでDX化の一翼を担うとコメントしている。
質問に答えるだけで自社にぴったりのSaaSが分かる
大手外資系SaaS、日系ERPベンダーなどを出自とするITエキスパートが監修する「FitGap」のBtoBサービス診断では、ウェブ上でやりたいことや、抱えている課題を選択し、質問に答えていくと、適合するSaaSがリストアップされる。
同診断は個人情報入力や会員登録が不要で、無料で利用できる。
(画像はプレスリリースより)
▼外部リンク
株式会社PIGNUSのプレスリリース
https://www.pignus.co.jp/news/1064/