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バックオフィス業務の自動化へ、「syncbot」β版

チャットボットでプロセスの自動化を推進ITS株式会社(以下、ITS)は3月27日、BPaaSチャットボットサービス「syncbot」β版をリリースすると発表した。バックオフィス業務における一連のプロセスをチャットボットで自動化し、単純な業務効率化から、一歩進んだ内製・自動化による企業価値向上を支援する。

「syncbot」は、チャットボットとの自然で簡単なコミュニケーションにより、バックオフィスに必要な業務プロセスを完結させることを目的としたSaaS(Software as a Service)的サービス。従来のアウトソーシングとは異なり、属人的業務提供から安定的で自動的なシステムによる手続きを実現させる。

中でも経理税務、労務、総務(秘書)領域を扱い、会社運営に必要な業務プロセスを一括提供する。

インボイス電子帳簿保存法にも対応提供にあたり、ITSからプラン提案、契約、各種引継など導入工程、また導入後の活用におけるサービスの最適化提案など専門コンサルタントを派遣し、ユーザーの会社運営を個々にサポートする伴走支援を行う。

経理税務関連では、振込・支払いの管理、経費精算管理、記帳代行、請求書の管理・転記、入金管理、決算対応や源泉徴収、各種税金申告納付などが自動化対象になる。

労務では、給与計算管理、入社・退社対応、社会保険料定時決定、その他申告業務が、総務(秘書)関連では出張の手配や各種証明書手配、会食手配、ひな形ダウンロードなどが対象となる。

オプションとして各種書類の電子化・保存を代行支援する「syncdata」も提供する。これによりインボイス制度への対応や電子帳簿保存法への対応も一括して可能となる。

各種書類のデータ化・管理が進むことで、保有情報のデータベース上における同期化も叶う。

「syncbot」はニーズに合わせ、4プランがある。料金はプランごとにユーザーの年商規模と従業員数で変動する従量課金制となっており、経営状況に最適化された無駄のない導入ができるとされる。

バックオフィスにおける人材不足の根本的解決とDX内製化を進めたい企業には魅力の高いサービスとなりそうだ。

(画像はプレスリリースより)

▼外部リンク

ITS株式会社 プレスリリース(PR TIMES
https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000002.000137764.html

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