「WOVN.io」との連携で実現スパイラル株式会社（以下、スパイラル）は4月2日、Webサイト多言語化ソリューション「WOVN.io」を提供するWovn Technologies株式会社とシステム連携を行い、Webフォームの多言語化を容易に実現可能な体制を整えたと発表した。
これにより、スパイラルの主力製品であるローコード開発プラットフォーム「SPIRAL ver.2」で作成したWebフォームは、複雑なシステム開発や翻訳運用、各言語別のフォーム作成といった工程を要することなく、すぐに多言語化させることが可能となった。
近年、訪日外国人観光客はもちろん在留・在日外国人の数も増加し、ビジネス手続きなどにおける多言語対応需要が急速に高まっている。また、グローバル化の加速で情報の英文開示が求められることも増え、多言語対応は喫緊の課題となっている。
スパイラルでは、こうしたニーズを踏まえ、「SPIRAL」でのフォーム多言語化を「WOVN.io」で実現させることとした。
コストを抑え多言語対応フォームを内製開発今回のシステム連携により、ユーザーは「SPIRAL ver.2」でWebフォームを作成する際、HTMLソースに「WOVN.io」のスクリプトを1行挿入しさえすれば、そのフォームの多言語対応を完了させられるようになった。
フォーム作成時にHTMLソースの編集も可能な「SPIRAL ver.2」ならではの柔軟な設計が活きた改善で、さらなる開発コストの抑制と工数低減が図られている。
フォームの多言語対応で言語の壁による離脱率低下が見込め、ビジネス拡張につながるだろう。
送信される問い合わせ内容も、多言語対応した「SPIRAL ver.2」のデータベースで一元管理でき、幅広い顧客層からの問い合わせに対応できる体制が整うと考えられる。
スパイラルでは、今後さらに自動翻訳ツールとの連携で、問い合わせ内容を自動で日本語に翻訳、日本語による対応しかできない担当者のみでも、多言語の問い合わせに応じられる方法を検討していくとした。
また、「SPIRAL」による顧客接点DX化の実現を推進し、高セキュリティなデータ利活用環境の追求、業務効率化や開発生産性向上に寄与するプラットフォーム提供にも努めていくとしている。
（画像はプレスリリースより）
▼外部リンク
スパイラル株式会社 プレスリリース
https://www.spiral-platform.co.jp/20240402/42067/
