25卒就活生に「企業選びに関する意識調査」を実施
3月6日、一般社団法人中小企業個人情報セキュリティー推進協会は、25卒就活生111名を対象に実施した「企業選びに関する意識調査」の結果を発表した。
25卒就活生の企業選定における「DX推進への取り組み」に対する関心度や、DX推進企業を見極める観点などを調査したもの。
企業選定におけるDX推進の重要性
調査結果によると、4割以上の25卒就活生が就職先選びにおいて「DX推進への取り組み」を重視している。
「DX推進への取り組みを重視しますか?」との質問に対し、「非常に重視する」と回答したのは11.8%、「やや重視する」と回答したのは29.7%だった。
DX推進を重視する主な理由は、「将来性があると感じるため」が73.9%で最多となっている。次いで、「イノベーションへの取り組みが見えるため」41.3%、「安定した経営基盤があると感じるため」39.1%と続いた。
DX推進の判断基準
「企業を分析する上でDX推進の取り組み状況をどのような観点で確認していますか?」との質問に対しては、以下の結果となった。
最も多かったのは、「テレワークの積極性」の27.9%。次いで「業務環境(ITツール等)が整備されている」が22.5%、「DX推進に関して多くの情報を発信している」が18.9%となっている。
DXに関する情報発信の重要性
6割以上の就活生が企業に対して「DXに関する発信をもっとすべき」と感じていることも明らかになった。
「企業のDX推進の取り組み状況を調べるうえで、DXに取り組む姿や情報を企業がもっと発信した方が良いと感じますか?」との質問に対して、12.5%が「強く感じる」、50.0%が「やや感じる」と回答している。
情報入手の主な手段としては、「企業の公式ウェブサイト」が59.5%と最も多い。
「DXマーク」の取得が、企業の魅力を高める有効な手段であることも明らかになった。同じ条件の企業を比較した際、「DXマーク」を取得している企業の方が魅力的に感じると回答した学生は、合計で54.1%に上る。
(画像はプレスリリースより)
▼外部リンク
一般社団法人中小企業個人情報セキュリティー推進協会のプレスリリース
https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000014.000088293.html