全体の半数程度のクリニックがデジタル化に対応
2024年1月30日、株式会社B4A Technologiesは【第一回 自由診療DXリサーチ】の結果を公開した。同調査は自由診療クリニックに勤務する医師、看護師、受付・カウンセラーを対象として2023年10月10日~2023年10月16日に実施された。ゼネラルリサーチが提供元の1,019人(医師200人/看護師417人/受付・カウンセラー402人)が回答した。
同調査によると、全体の半数程度のクリニックがデジタル化に対応できていた。デジタル化に対応している項目として最も多かったのは「予約受付・予約管理」で、「顧客情報管理」「カルテ」と続いた。
ただし、完全にデジタル化に対応しているクリニックは、最もデジタル化に対応している「予約受付・予約管理」でも51.9%で、全体の約半数という結果だった。約4割が外部ツールを活用してデジタル化を進めていることも判明している。
また、オンライン診療を実施しているのは47.1%、実施を検討しているのは14.6%で、今後オンライン診療に対応するクリニックは全体の半数以上になる見込みだ。
スムーズな顧客体験の提供が求められている
顧客がどのような点を重視してクリニックを選んでいると感じるかを聞くと、43.4%の「価格の妥当性」が最多で、次点は40.9%の「予約が空いているか、行きたいときにすぐ行けるか」となった。
クリニックの課題を質問すると、38.0%の「予約枠の確保、顧客が行きたいときにすぐ行けるか」が最も多く、29.5%の「価格の妥当性」、23.4%の「待ち時間の短さ」と続いた。
どちらの質問においても「予約をとる手順が簡単か」「WEB予約に対応しているか」が上位に入っておりスムーズな顧客体験の提供が求められていることが読み取れる。
引用元:「ゼネラルリサーチ調査」「株式会社B4A Technologies」
(画像はプレスリリースより)
▼外部リンク
株式会社B4A Technologiesのプレスリリース(PRTIMES)
https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000009.000119902.html