問題作成から採点レポートまでワンストップで提供
株式会社ギブリーは12月7日、同社が提供するコーディング試験ツール「Track Test(トラック・テスト)」の総受験者数が、65万人を突破したと発表した。
Track Testは、デジタル人材採用のためのコーディング試験ツールである。800問以上の問題を自由に組み合わせて、自社独自の技術課題を簡単に作成・配信が可能だ。候補者から提出された解答やソースコードは自動採点され、結果レポートとして可視化できる。
## 求めるスキルの有無を見定めるためのTrack Test
デジタル人材の不足は深刻化しており、経済産業省が2016年に発表した「IT人材の最新動向と将来推計に関する調査結果」によると、2030年には最大79万人のデジタル人材が不足すると推計されている。
このようなデジタル人材の需給ギャップの拡大に加え、近年のDX推進・生成AI活用の活発化・高度化に伴い、企業ではデジタル人材の確保が急がれている。
しかし、採用決定の際に書類や面接といった選考だけでは定性的な評価にとどまりがちで、自社が求める知識や能力・適性とマッチする人材であるかを見極めるのが困難なケースも多い。
そこで注目されているのが、エンジニア候補者の本来の「スキル」を測定するコーディング試験サービスである。
候補者のIT知識や実務力を可視化することで、企業とエンジニア候補者の円滑なマッチングをサポートする。
Track Testは2018年にリリースされ、2023年11月末現在で受験者数が累計65万人を超えるコーディング試験ツールに成長した。
Track Testのプラットフォーム上に蓄積された受験データは、適切な問題選定、難易度設定、評価基準の決定を行う材料となり、定量的な指標による採用決定が可能になる。
(画像はプレスリリースより)
▼外部リンク
株式会社ギブリーのプレスリリース
https://givery.co.jp/news/20231207_1/