建設現場における工事写真業務のデジタルの実態とは
DX親方は2023年12月8日、「建設現場の工事写真業務のデジタル化に関するアンケート」の結果を公開した。同調査は2023年11月18日~2023年11月24日に、建設現場における工事写真業務のデジタルの実態を把握する目的で、建設業従事者182名を対象に実施された。
まず、工事写真業務において、デジタル化のために何かしらのアプリやソフト(webサービス、アプリ、ソフトウェアなど)を導入しているかを質問すると、83.5%が「導入している」、16.5%が「導入していない」と回答した。
86.2%が工事写真アプリ・ソフト導入で効果を実感
工事写真アプリやソフトの導入で効果を感じているかを尋ねたところ、1位は58.6%の「やや感じている」、2位は27.6%の「とても感じている」となり、約9割の人が効果を感じていることが判明した。なお、11.8%は「どちらともいえない」、2.0%「あまり感じていない」と回答している。
工事写真の撮影・管理などをデジタル化してどのような効果を感じたかを聞くと、最多は56.6%の「写真の共有が簡単になった」、次いで50.6%の「写真整理に時間がかからなくなった」、33.5%の「黒板を手書きする必要がなくなった」と続いた。
工事写真を撮影すると必然的に発生する工事写真の共有や整理は、量が増えると煩雑になるため、工事写真アプリの効果を実感しやすいようだ。
使用している工事写真ソフトの不満点を聞いたところ、51.9%が「特になし」と答えた。2位は15.1%の「費用対効果が悪い」、3位は13.8%の「写真整理が難しい」で、工事写真アプリ・ソフトを導入している人のうち半数以上は不満を持っていないことが明らかとなった。
出典:DX親方
(画像はプレスリリースより)
▼外部リンク
DX親方のプレスリリース
https://dx-oyakata.net/construction/survey-koujiphoto/