ノーコード人材の育成促進
一般社団法人ノーコード推進協会(NCPA)は2024年3月5日、「NCPA認定ノーコードパスポート」の提供開始を公表した。試験の合格者には、名刺などへの印刷に利用可能な認定ロゴと、認定証が提供される。
ノーコードツールを活用すれば、IT経験が無くても業務アプリを構築できる。「NCPA認定ノーコードパスポート」認定制度の目的は、ノーコードツールの概念および基本的な知識の学習機会を提供することと、ノーコードスキルを客観的に証明することだ。
ノーコードパスポート資格は、ノーコードの概念を理解し、一部のノーコードツールを操作できる「NCPA認定ノーコードパスポート サファイア」(2024年3月1日開始)、ノーコードツールを活用して業務を効率化できる「NCPA認定ノーコードパスポート エメラルド」(開始未定)、ノーコードツールを熟知しており、企業に対してノーコードを使った価値創造が提案できる「NCPA認定ノーコードパスポート ダイヤモンド」(開始未定)の3段階で構成されている。
初級レベル試験の申し込みがスタート
現在、専用サイトにおいて初級レベルの「NCPA認定ノーコードパスポート サファイア」試験の申し込みが可能となっている。受験費用は5,000 円(税抜)だが、NCPA会員企業と学生は半額で受験できる。
認定要件はNCPA所属団体による「ノーコードパスポート認定講座」、NCPAの「ノーコード基礎講座」の受講後、NCPAが実施する「ノーコードパスポート試験」に合格することだ。
初年度の「NCPA認定ノーコードパスポート サファイア」受験者目標人数は1,000名。開始未定となっている上位の資格は、順次開始予定だ。
(画像はプレスリリースより)
▼外部リンク
一般社団法人ノーコード推進協会のプレスリリース
https://ncpa.info/press20240305/