66.6％がリスキリングで「スキルアップ」を実現したい
2024年3月7日、アクサス株式会社は「ITスキル×リスキリング」に関する調査の結果を公開した。
調査人数は1,008人で、「リスキリングとしてITスキルを学んだ経験のある30歳以上の社会人」と調査時に回答した人を対象として2024年1月12日～1月13日に実施された。
リスキリングを始めた目的を尋ねると、最も多かったのは70.0％の「現職で活躍の幅を広げるため」だった。リスキリングを始めた年代調査では、41.8％が「30歳～40歳未満」と答えており、ライフイベントを迎える時期に合わせてキャリアプランを見直す人が多いことが読み取れる。
66.6％がリスキリングで「スキルアップ」を実現したいと考えていた。リスキリングにかけている（かけていた）時間を聞くと、48.5％が「月10時間未満」、35.9％が「月10～20時間未満」と答えており、リスキリングの時間を確保するのが難しいことが分かる。
リスキリング内容では「PCの基本操作」が人気
学んだITスキルおよび学んで役に立ったITスキルで1位となったのは「PCの基本操作」、2位は「基礎的なIT知識」だった。役に立たなかったITスキルを質問したところ、52.8％が「特になし」と答えており、リスキリングの有益性が現れた。
一方で、24.5％はリスキリングで実現したいことは叶っていないと答えている。35.9％の「どちらとも言えない」と合わせると約6割がリスキリングで叶えたいことを実現できていない。その原因として、30.7％が「学習時間が足りなかった」、29.6％が「自己学習には限界があった」と答えた。
実際の業務において、リスキリングで身につけた知識やスキルは役に立っているが、スキルアップまでは至っていない現状が明らかとなった。
（画像はプレスリリースより）
▼外部リンク
アクサス株式会社のプレスリリース（PRTIMES）
https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000013.000091519.html
