生成AIによる紙チラシDXサービス「チラデジ」
西武鉄道株式会社(以下、西武鉄道)とPIAZZA株式会社(以下、PIAZZA)は2024年3月18日、同日より西武線沿線に分散している地域イベント情報をデジタルで一元化する取り組みを開始すると発表した。
PIAZZAが開発した生成AIによる紙チラシDXサービス「チラデジ」を一元化実現に活用する。「チラデジ」は、紙媒体での情報をデジタルデータに変換可能なDXサービスで、カレンダーアプリとの連携も可能だ。
西武線沿線おでかけ情報一元化第1弾は、西武鉄道主体のイベント情報と、所沢市周辺の地域イベント情報の配信だ。所沢市周辺は、再開発が進んだことで近年転入者が増えている。
地域住民が求めているのはおでかけ情報
PIAZZAが2023年に702人を対象に実施した「ピアッザに関するアンケート」で、どういった情報がピアッザで見られると嬉しいかを質問したところ、76.1%が「おでかけ/イベント情報」と答え最多となった。
おでかけ/イベント情報が求められていて、地域には小規模なイベントやおでかけ情報が多く存在しているのに、情報提供はポスターやチラシといった紙媒体が主体で、情報が拡散されにくいという課題があった。
「西武線沿線」のページを作成予定
西武鉄道では、地域住民に愛され、長く住み続けられる沿線として価値を創造していくため、沿線自治体や企業、大学、地域と連携しながら、沿線地域の魅力を沿線内外に広く発信していく方針だ。
イベント主催者と参加者をつないで参加機会を増やし地域イベントを活性化させる一手として、「チラデジ」を活用した沿線に分散している地域のおでかけ・イベント情報の一元化を推進する。
今回の取り組みで、開催場所の最寄駅からイベントを検索できる機能も新たにリリースされた。今後は、自治体別のページのほか、「西武線沿線」のページが作成予定となっている。
(画像はプレスリリースより)
▼外部リンク
西武鉄道株式会社のプレスリリース
https://www.seiburailway.jp/