45歳以上のデジタルリスキリング機会は少ない
株式会社ライフシフトラボは2024年2月15日、45歳からの実践型デジタルスクール「ライフシフトラボDXコース」の開講を発表した。
受講者対象者は40代後半から60代の、ITへの苦手意識をなくしデジタルスキルを武器にしたいオフィスワーカー。特に、Word・Excel・PowerPointをある程度仕事で使用しているオフィスワーカーを想定している。
同社は「ミドルシニアならではの長年培った豊富な経験・強みは本来、デジタルスキルを掛け算することでさらにレバレッジできる」(プレスリリースより)と確信している。
その一方、デジタル関連スキルの学習サービスは20代・30代の若手ビジネスパーソン対象のものが多く、45歳以上のミドルシニアのデジタルリスキリング機会は限られている。
2024年2月18日から第1期スタート
短期集中リスキリング講座である同講座は完全オンライン形式のBtoCのサービスとなっており、料金は298,000円(税込)だ。期間は3カ月で、2024年2月18日から第1期がスタートする。
全10回のグループレッスンとEラーニングに加え、毎週課題を提出することで、キャリアステップを叶えるノーコードを含む即応デジタルスキルを習得する。
同講座は、「行きつけのパン屋をDXせよ」といった架空のミッションを与えられシナリオを進める中で、各スキルを体系的、有機的に学ぶ。また、同社の持つミドルシニアに対する複業・転職支援の知見を生かした全3回のマンツーマン面談を受けることができる。
個人・法人で1年間累計2,000人の受講を見込む
今後は、法人展開を進める予定だ。ミドルシニア社員の雇用を保持すること、戦力化を推進することは、採用難が急速に進む現在では多くの企業の経営課題となっている。
ベテラン社員のITスキル底上げであったり、シニア社員がDXに取り残されないようにしたりという企業ニーズに応えるべく、個人と法人を合わせ、1年間で累計2,000人の受講を見込んでいる。
(画像はプレスリリースより)
▼外部リンク
株式会社ライフシフトラボのプレスリリース(PRTIMES)
https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000032.000049995.html