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IBMがランサムウェアを1分以内に検出するデータ・レジリエンス機能を追加

AIを活用したデータ・レジリエンス機能

IBM Corporation(以下、IBM)は2024年2月27日、AIを活用したデータ・レジリエンス機能を追加したと発表した。

2023年11月、調査会社であるTechTarget社のEnterprise Strategy Groupは、自社の存続を脅かす脅威の上位5つのうちの1つとして、企業の89%がランサムウェアを挙げたというレポート「2023 Ransomware Preparedness:Lighting the Way to Readiness and Mitigation」を公開した。

2024年2月にIBM Securityが発行した「2024 IBM X-Force Threat Intelligence Index」では、生成AI市場の確立とともに、サイバー犯罪者からの攻撃対象としてAIの成熟度が高まるとしている。企業は基盤インフラストラクチャーが攻撃対象として新たな戦術を必要としないことを知るべきだと指摘する。

サイバー脅威をAI搭載センサーが迅速に通知

IBMは、IBM FlashCore Module(FCM)テクノロジーについて、新たにAI強化バージョンおよびIBM Storage Defenderソフトウェアの新バージョンを発表した。

提供を開始する第4世代FlashCore Module (FCM) テクノロジーには、AI機能がIBM Storage FlashSystemファミリー内に実装されている。

AI搭載センサーが素早くサイバー脅威を通知し、エンドツーエンドのデータ・レジリエンスを提供、企業の迅速な復旧をサポートする。第4世代FCMでは、機械学習モデルの活用により1分以内にランサムウェアのような異常を検出できる。

世界最大級の金融機関や医療機関にも採用されているIBMの製品ポートフォリオは、脅威を未然に防ぐことに加え、突破された場合に備え復旧プロセスの迅速化を実現している。

(画像はプレスリリースより)

▼外部リンク

IBM Corporationのプレスリリース
https://newsroom.ibm.com/

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