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「DX沼」からの脱却! 失敗事例から学ぶDX成功術

現場の悲鳴を救うDX実践のための処方箋

2月28日、失敗事例を通して「成功するDX」を伝えるビジネス書『DX沼からの脱出大作戦』(今木智隆:著)が、ダイヤモンド社から発売された。

DX推進は多くの企業で課題となっている。上層部は「DX、DX」と呪文のようにはやし立てる一方で、現場では「仕事量ばかりが増えて、成果が一向に上がらない」と頭を抱える担当者も少なくない。

この本では、DXにまつわる失敗事例を挙げながら、なぜ失敗が起こるのか、どうすれば解決できるのかをわかりやすく解説する。

著者の今木智隆(いまき・ともたか)氏は、DXという言葉がまだ存在しなかった20年前から、デジタル領域で1,000社以上の問題を解決してきたITコンサルタント。経営陣や管理職による「DXの目的化」に振り回されて疲弊する現場社員の処方箋として、効果的なデジタル技術の活用法を伝授する。

## DX失敗の落とし穴「8つの典型的パターン」とは?

著者の今木氏は、「十分なリソースを持った大企業であっても、DX失敗パターンのトラップに引っかかってしまうことは少なくない」と述べている。

代表的な失敗パターンは、以下の通りである。
失敗パターン1:意味のないデータを扱う
失敗パターン2:データが汚れている
失敗パターン3:無駄に複雑なことをする
失敗パターン4:無目的に分析する
失敗パターン5:専門家に丸投げする
失敗パターン6:データを取ろうとし過ぎる
失敗パターン7:自分の作ったレポートに騙される
失敗パターン8:「ソースは俺」で考える
(プレスリリースより)

あなたの会社は、上記のような失敗にはまり込んでいないだろうか。これらの失敗パターンに共通するのは、消費者や市場に対する「仮説」がないことである。

DXはあくまでも「手段」であり、方法論の1つにすぎない。仮説を立てて正しいデータを取り、適切に分析することが「成功するDX」への第一歩と考える著者は、その道筋を立てる具体策を詳細に解説する。

失敗事例と解決策を学ぶことで、有意義な分析が可能になるはずだ。

(画像はプレスリリースより)

▼外部リンク

『DX沼からの脱出大作戦』|Amazon.co.jp
https://www.amazon.co.jp/dp/4478118450

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